馬術に替わりオブスタクルが加わった“新”近代五種が10月16日、ムンバイで開かれている第141回IOC総会での承認を受け、2028年ロサンゼルスオリンピックのプログラムに採用されることが正式に決まりました。

2028年のロサンゼルスオリンピックでは、近代五種はフェンシング、水泳、レーザーランと並んで、初めてオブスタクルが組み込まれます。オブスタクルが近代五種に新たに加わることにより、近代五種は「最もエキサイティングで、アクセスしやすく、人気のあるスポーツの一つになる可能性を秘めた、新たな、強い時代を迎えようとしている」、とUIPMはコメントしています。
いよいよ、オブスタクルがオリンピックという大舞台に立つことが正式決定しました。

【オブスタクルのオリンピックへの道】
2021年11月4日：UIPMが、馬術に替わる競技の協議プロセスを開始。
2022年5月2日:  60を超える協議候補の中から、オブスタクルが最有力候補に選ばれる。
2022年6月28日: オブスタクルを含めた近代五種の最初のテストイベントがアンカラ（トルコ）で開催される。
2022年8月6-7日: 第2回テストイベントがマニラ（フィリピン）で開催される。
2022年9月9-10日: 第3回テストイベントがリニャーノ・サッビアドーロ（イタリア）で開催される。
2022年10月7-8日: 第4回テストイベントがジエロナ・グラ（ポーランド）で開催される。
2022年11月12日: オブスタクルが正式に近代五種の新種目として決定 - モナコで開催された第72回UIPM大会において、オブスタクルへの賛成票が83％を占める。
2023年7月～9月: UIPMの世界選手権三大会において、オブスタクルが組み込まれた“新”近代五種競技が実施される。
2023年10月16日: 近代五種が第141回IOC総会で、2028年ロサンゼルス・オリンピックの競技プログラムとして正式に決定される。

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