ABOUT US
一般社団法人日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA)は、スイス・ローザンヌに本部をおく国際オブスタクルスポーツ連盟(以降、FISO)の正式メンバーとして2023年1月31日に法人を設立し、日本における唯一の統括団体として、オブスタクルスポーツの普及・拡大を目的に活動を開始しました。
FISOは、世界中で行われているオブスタクルスポーツを統括する国際組織で、現在世界各国より100以上の団体が加盟しています。
オブスタクルスポーツは2016年に初めての大会が開催され、2023年で6回目となるチャンピオンシップ大会は34ヶ国の参加を数え、2019年より新たなカテゴリーとして開始した『Ninja World Cup』は22ヶ国の参加を超えるまでに成長しています。2019年開催の『South East Asia Games(SEA Games) 』にも協力しています。
JOSAがめざすもの
JOSAがめざすものは、オブスタクルスポーツが、子どもたちが人生で初めて出会い、楽しむスポーツのひとつとなることです。
文部科学省の「幼児期運動指針」を満たすオブスタクルスポーツを、子どもたちが触れる最初のスポーツとするべく普及活動を進め、子どもたちが成長の早い段階で身体を動かす喜びを体験する「アーリーエンゲージメント」活動に力を入れています。
さらに、オプスタクルスポーツを起点として、あらゆるスポーツへつながる導線を描き出し、未来のワールドカップ、そしてオリンピック選手を日本から輩出することをめざしています。
また、JOSAはSDGsに積極的に取り組み、さらにはオブスタクルスポーツを通した子どもたちへのNVPピースプログラムの導入を準備しており、「スポーツと教育の融合」のために、JOSAはスイスに本部を置Non Violence Project(NVP)とコラボレーションしています。NVPは、これまで世界約20か国で30年間に約900万人の子どもたちにピースプログラムを普及することで、暴力のない世界の実現をめざして活動しているNPO団体です。
日本においてこのプログラムは、2018年より筑波大学の総合科目の一教科(3年生対象)として導入されています。
JOSAは理事、会員、コーチ、アスリートにピースプログラムを提供し、子どもたちに対するスポーツコーチングに活用することで「スポハラ撲滅」をめざします。
またこのプログラムは、子どもたちが国際的に活躍するにあたり必要となるグローバルスタンダードな考え方(自己肯定感、協調性、コンフリクトマネージメントなど)をジュニアアスリートに提供していくものです。
【 アスリートの育成 】
- ・公益社団法人日本近代五種協会および関連団体と協力し、国際競技レベルの選手を育成します。
【 ジュニア・アスリートの発掘と育成 】
- ・将来のオリンピック選手を目指すジュニアアスリートを発掘、育成します。このジュニア育成は「スポーツと教育との融合」を重要課題とし、従来のスポーツコーチングに加え、自己肯定感&協調性&コンフリクトマネージメントなどの国際人として必要である平和教育プログラムを行います。
【コーチ及び公式審
【 コーチ及び公式審判員の養成 】
- ・新たな競技としてのオブスタクルスポーツを円滑かつ安全に発展させるため、コーチと審判員を選定し育成します。
【 競技施設の設置 】
- ・公益社団法人日本近代五種協会および関連団体と協力し、オブスタクルスポーツ施設の設置および必要機材を製作します。
【 競技会の開催 】
- ・公式競技大会および体験会・練習会・記録会などを日本各地にて開催します。
【 JOC および JSPO への加盟 】
- ・全国ブロックおよび都道府県支部の組織化を図ると同時に、競技会開催の実績を積み上げ、JOC及びJSPOへの加盟を目指します。

一般社団法人
日本オブスタクルスポーツ協会
代表理事 野 上 等
日本のオブスタクルスポーツは2024年、その産声をあげ、10月には早くも第1回日本選手権を開催しました。短い間にトレーニングを積んで集まってくれたアスリートのみなさんのパフォーマンスを目にしたとき、オブスタクルスポーツが持つはかり知れない魅力と可能性を確信するとともに、その責任の大きさに改めて身の引き締まる思いでした。
参加してくれたアスリートのみなさんに、ここで改めて感謝を申し上げたいと思います。オブスタクルスポーツを盛り上げていくためには、アスリートのみなさんの支え、応援がなくては成り立ちません。みなさんは、われわれの宝物だと心に刻んで、今年も前に進んでいきたいと思っています。
2025年は4月に公式大会、10月に日本選手権を開催いたします。昨年の経験を活かし、参加アスリートのみなさんにより力を発揮していただけるように大会運営を円滑にし、またより多くのアスリートのみなさんにその実力を発揮していただける場を用意していきたいと考えております。
昨年、ジュニアを中心により多くの方々にオブスタクルスポーツを経験していただけるように、オブスタクルボックスを開発設計し、吉野川コースでお披露目しました。今年は、このオブスタクルボックスの認知向上と接点の拡大をめざして、東京都内でイベントを開催してまいります。
まず3月に、目黒区の中目黒GTでテストイベントを開催。その後、同地で定期的に5月、7月、10月にジュニアを対象とするイベントを開催していく予定です。毎年10月のイベントでは、競技会を開催したいと思っています。
これは、中目黒GTさまのご協力のもと、今年を皮切りに2028年末まで継続していくプロジェクトです。これにより、より多くの子どもたちにオブスタクルボックスを通じてオブスタクルスポーツの魅力を知ってもらい、人口の拡大を図り、OCR100mへとつながる導線を描いてまいります。
また現在、FISOと2026年に日本においてワールドチャンピオンシップ予選会を開催することを調整しております。
これからもみなさまと、オブスタクルスポーツの素晴らしい世界をもっともっと多くの方々に広めていけることを心から楽しみにしています。今まで誰も見たことのない新しい世界を、ぜひ一緒に開拓していきましょう。
2025年2月吉日
BOARD MEMBERS
- 代表理事野上 等
- 副理事長野上 勇
- 副理事長小笹 康史
- 専務理事森本 義晃
- 監 事冨永 松弘