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近代五種競技で佐藤大宗選手が銀メダルの快挙

2024.8.11

8月10日、パリオリンピックの近代五種競技で、初出場の佐藤大宗(たいしゅう)選手が銀メダルを獲得。
近代五種競技で日本人アスリートがメダルを獲得するのは初めての快挙を成し遂げました。

 

準決勝を経て、決勝に勝ち上がったのは18名。10日に、ヴェルサイユ宮殿で馬術、フェンシング、水泳、それにランニングと射撃を組み合わせたレーザーラン五種目の総合得点を競いました。

佐藤選手は最初の馬術で2位に入る好スタート。
続くフェンシングで1勝1敗とし、200m自由形で競う水泳では12位で、三種目を終えた時点の総合得点で4位につけます。
最終種目のレーザーランでは、佐藤選手はメダル圏内の選手を6秒差で追う展開の中、2位でフィニッシュ。総合得点を1542点として銀メダルを獲得しました。
近代五種競技で日本人アスリートがメダルを獲得するのは、初めての快挙です。

 

金メダルを獲得したのは、東京大会の銀メダリストであるエジプトのアハマド・エルジョンディー選手。世界記録を更新する1555点をマークしました。
銅メダルは1536点をマークしたイタリアのジョルジョ・マラン選手でした。

パリオリンピックを最後に、近代五種競技には馬術にかわり、オブスタクルスポーツが一種目として加わり、2028年のロサンゼルス大会からオリンピックのひのき舞台に立つことになります。
今後、ますます日本の近代五種競技の発展を心から楽しみに、応援し、またともに大きく発展していきたいと思います。

 

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