NEWS

2023.05.08
FISOとUIPMが新たなパートナーシップ締結



FISOとUIPMは、主要な二つのオブスタクル大会名を、両方の名称を含むものに変更することを決めました。
これにより、二つの大会の名称が『World Obstacle / UIPM 2023 OCR World Championships』と、『World Obstacle / UIPM 2023 Ninja World Cup USA』となります。
今回の提携は、『UIPM2022総会』で、近代五種の新種目としてオブスタクル競技を追加することが決定したことにより実現したもの。
これは、世界中のオブスタクルスポーツアスリートがオリンピック出場への夢を実現するための道筋を提供するものでもあります。
また『American Ninja Warrior』や『SASUKE』のような世界的にヒットしたテレビ番組の競技を見たり、『スパルタンレース』のような世界中で開催されているイベントに参加している、推定10億人の人々を近代五種に巻き込む可能性をも生み出します。
少なくとも9カ国の近代五種競技連盟は、国内大会でオブスタクル競技を取り入れることを決めています。これは、今年の夏に実施が予定されている、オブスタクル競技を初めて取り入れる世界大会となる『UIPM 近代五種ワールドチャンピオンシップ』に照準を当てたものです。
そして、この大会と並行して実施されるのが、UIPMとWorld Obstacle/FISOが今回、連携する二つの大会となります。
それぞれの概要は下記のとおりです。

今年の9月14日から17日まで、ベルギーのゲンクで開催される。近代五種に導入されているオブスタクル競技と同様の100mスプリントカテゴリーと、3kmと15kmの耐久競技が実施される。
ユース(10~15歳)から、パラカテゴリーを含む、幅広いの年齢カテゴリーが用意されている。
Belgian Obstacle Course Racing Association(BOCRA)とゲンク市は、Thor Parkの12,000ヘクタールを競技会場として開催する。
マニラで4月に開催されたアジア大会、まもなくポーランドのスウィエチで開催される欧州大会に続き、7月27日から30日までオーランドで開催される。これはOrange County Convention Centreで、『nternational Obstacle Sports Expo』Iと併催される予定だ。
競技内容は、テレビ番組の『American Ninja Warrior』でおなじみの、100mのhead-to-headスプリントカテゴリーだ。
この大会は、『Ultimate Ninja Athlete Association (UNAA) World Series Finals』、『World Ninja Athlete Games (WNAG) Championships』、『Federation of International Ninja Athletics (FINA) World Finals』と同時開催される。