UIPMは1月8日、新種目・オブスタクルスポーツの導入のためにトレーニングのヒントをまとめた冊子と三本の動画を公開しました。 ほとんどのシニアアスリートは、現行の近代五種が実施される最後の大会、『パリ2024オリンピック』の出場権獲得に集中していますが、2028年のロサンゼルス大会、および2032年のブリスベン大会を目指している選手たちは今年、新しいスタイルの近代五種でワールドカップをたたかうことになります。 具体的には、近代五種の5種目の一つとしてオブスタクルスポーツが初めて以下の大会で採用される予定です。 ◎『UIPM 2023近代五種U17ワールドカップ』 - 7月12日~16日@アレキサンドリア(エジプト) ◎『UIPM 2023近代五種U19ワールドカップ』 - 7月26日~30日@イスタンブール(トルコ) ◎『UIPM 2023近代五種ジュニアワールドカップ』 - 9月12日~17日@ドルスキニンカイ(リトアニア) フェンシングを筆頭に、オブスタクルスポーツ、水泳、レーザーランの順番で各競技が行われる予定です。 UIPMはこの大会に備えてナショナルチームの準備を支援するため、昨年の11月に最初の『UIPMオブスタクルスポーツ競技ガイドライン(UIPM OBSTACLE DISCIPLINE COMPETITION GUIDELINES 30th November 2022)』を公表しました。このガイドラインは、UIPM2024会議で競技規則が決定されるまで使用される予定です。 また、UIPMは昨日、『UIPMオブスタクルスポーツ競技トレーニングティップス(UIPM OBSTACLE DISCIPLINE TRAINING TIPS January 2023)』と題した冊子を公表し、加えて3部構成のビデオで補完しています。 さらに今後、オブスタクルスポーツが採用されるワールドカップのコース(60m-70m)に設置される8つの障害物の詳細を提供する『UIPMオブスタクルスポーツカタログ(UIPM OBSTACLE CATALOGUE)』の公表を予定しています。 続いて、『UIPM審判員認定プログラム(JCP)』と、『主催者用ガイドライン』の公表がいずれも2023年の大会開幕までに準備される予定です。
『UIPM OBSTACLE DISCIPLINE TRAINING TIPS』 アスリートやコーチがトレーニングプログラムを作成・実施する際に役立つヒントの紹介 Video 1 オブスタクルスポーツの説明、障害物の種類、基本的な装備と準備について短く説明 Video 2 オブスタクルスポーツのテクニック解説(前編) Video 3 オブスタクルスポーツのテクニック解説(後編) #obstaclesports #UIPM