6月27~28日、近代五種の新種目としてオブスタクルスポーツの第一回テストイベントがトルコのアンカラで開催されました。 このイベントには19カ国から近代五種のシニアおよびジュニアのアスリートと、オブスタクルスポーツのスペシャリストたち約100人が参加。 6つのカテゴリーでテストし、オブスタクルスポーツの経験のない近代五種の選手たちも驚くべき適応力でパフォーマンスを発揮しました。近代五種のオリンピック選手の一人、ドイツのTobias Hierlは34秒のベストタイムを達成。これはオブスタクルスポーツの選手に比べても引けを取らず、2019年の世界チャンピオンであるフランスのDimitri Houlesが記録した27.42秒というベストタイムよりわずか7秒弱遅いだけでした。
【近代五種選手のコメント】 Selen Gulel (トルコ),女子ジュニアチャンピオン 最初のテストイベントで金メダルを獲得できてとてもうれしいです。コースは大変で過酷でしたが、最善を尽くしました。 仲間と一緒にチャレンジできたのは良かったし、とても楽しくてエキサイティングでした。最初は少し不安でしたが、素晴らしい体験でした。この機会を与えてくれたUIPMにとても感謝しています。 Cedric Chatellier (フランス),男子ジュニアチャンピオン オブスタクルスポーツは、さまざまな障害物がたくさんあるクールでとても興味深いものでした。確かに、手や腕にはかなりの負担がかかりますが、少し慣れれば問題ないと思います。 新しい種目としてオブスタクルスポーツを導入するのは良い動きだと思います。 IOC が、これを良い構想であると判断してくれることを願っています。
【オブスタクルスポーツ選手のコメント】 Olivia Vivian (オーストラリア),女子チャンピオン 今日の近代五種の選手は信じられないほど素晴らしかった。特にトレーニングセッションのあとの適応力は素晴らしかったです。近代五種にオブスタクルスポーツが追加されることはとても興味深いことです。オブスタクルスポーツのアスリートからも多くの関心が寄せられています。 オブスタクルスポーツは誰でも挑戦できる競技です。乗馬よりもはるかに安価で、とてもフレンドリーです。近代五種にも挑戦しようというオブスタクルスポーツのアスリートがたくさん出てくると思います。 Dimitri Houles (フランス),男子チャンピオン 参加できてとてもうれしく思います。近代五種の選手たちがオブスタクルスポーツに挑戦する姿にとても感銘を受けました。 オブスタクルスポーツは、ダイナミックでペースが速く、メディアの関心を高めることができるため、新しい種目として非常に適していると思います。観戦者も選手も楽しんでほしい。この競技は、特に上半身の強さが要求されます。近代五種の選手たちに新しいスキルを生み出すでしょう。
概要 6月27日の初日は多くのアスリートたちがコースを試す練習日でした。 翌日はすべての参加選手が、UIPMとワールドオブスタクル (FISO)、TBSテレビ、スパルタンレースの協力のもとに特別に用意されたコースでレースしました。 コースはつぎの9つの障害物で構成されました。 1.Rope Swing 2.A-Frame 3.Beater 4.Over-Under-Through 5.Wheels 6.Hurdle 7.Rings 8.Balance Beams 9.Tsunami Wall #obstaclesports #UIPM #近代五種 #FISO #testevent #Ankara